人格障害
妄想性人格障害のもつ猜疑心【あおぞら心理学講座】
◇妄想性人格障害
「妄想性人格障」の人は極端に疑い深く嫉妬心の強い性格で、すぐに人をねたんだり、疑ったりするので社会になかなかとけ込めず、ちょっとしたことで怒りを爆発させることがあります。
簡単に言うと、本人の勝手な妄想による被害者意識がどんどん蓄積し、攻撃へと向かわせるとでも言うのでしょうか。
「妄想性人格障」はその障害となっている問題の人格が、その人の本当の人格を構成していると言えるほど浸透していることが多く、短期間での改善は望めないと言われています。また人を疑うと言うことは医者やカウンセラーの言葉も疑うところから始まります。
そして精神科に長期通院して治療している間に事件を起こしてしまうケースもあります。
(大阪であった包丁を持って乱入した小学生死傷事件の犯人もこの病名でした。)
「妄想性人格障」の治療は、薬物を併用しながら長期戦で望む必要があります。
自己愛性人格障害、英語ではナルシスト。【あおぞら心理学講座】
◇自己愛性人格障害
なせだか、男性に多い人格障害で全体の70%以上を占めています。
確かに、漫画や小説でも男性キャラにナルシーは多いですね…。バラ背負ってたり…。
自己愛性人格障害の原因には母親の存在が大きく影響しているといわれています。母親が過度な愛情を与えすぎたり、逆に愛情を全く与えられなかったりすると自己愛の性質が大きくなります。
以下のうち5つ以上該当すると自己愛性人格障害と考えられます。
1)自分は特別重要な人間である。
2)限りない成功、権力、才能、美しさ、理想的な愛の空想に囚われている。
3)自分は特別な存在であり、一部の地位の高い人たちにしか理解されないものだと信じている。
4)過剰な賞賛を要求する。
5)特権意識がある。自分は特別優遇されて当然たと信じている。
6)自分の目的を達成するために相手を不当に利用する。
7)共感意識が欠如し、他人の気持ちや欲求を理解しようとせず、気づこうともしない。
8)他人に嫉妬をする。逆に他人が自分をねたんでいると思い込んでいる。
9)尊大で傲慢な態度、行動をとる。 自分の過ちに気づかない。
自己愛性人格障害は自分が一番優れていると思っているので、自分よりも劣っている相手(カウンセラー)への相談、治療は大変困難を極めます。
自分LOVE vV なので、自覚が無いのですね。。。ボソ。
境界性人格障害はボーダーラインをゆらゆらと【あおぞら心理学講座】
◇境界性人格障害◇
心が不安定で感情の起伏は激しいため、良好な人間関係やキャリアを築くことが難しく、自己イメージも大きなブレ(ゆれ)があります。
また「境界性人格障害」で悩む人は過度の飲酒・ギャンブル・衝動買い・過食・薬物使用といった自傷的な行動に走ってしまうことも多く、その割合は「境界性人格障害」者の70%と言われています。
この境界性人格障害はけして珍しい障害ではなく、成人の2%、精神科に通院する人の11%、入院患者の19%がこれに当てはまると言われています(アメリカの例ですが)。
境界性人格障害は以下の精神症状の何れかも持っていることが多いといわれています。
外傷後ストレス障害(PTSD)、気分障害、不安障害、アルコール・薬物依存、性同一性障害、注意欠陥障害(ADD)、摂食障害、強迫性障害、その他人格障害
境界性人格障害の治療は薬物療法、カウンセリングがメインですが、薬物治療は境界性人格障害そのものではなく、同時に持っている他の精神症状に対して処方されます。
境界性人格障害ではカウンセラーをクライアントの治療関係を気づきにくいと言う問題がありましたが、弁証法的行動療法というあたらしいカウンセリング技術の開発により高い治療効果を上げています。
